ハーグ・ロッテルダム日本語補習授業校は、オランダで暮らす子どもたちが日本語と日本文化を安心して学べる週1回の学び場として開校しています。1996年の統合以来、地域の日本人家庭と共に歩み、40年近くにわたり日本語教育を継続してきました。
国語・算数を中心とした学習だけでなく、日本の行事や文化体験を大切にし、「仲間と学ぶ楽しさ」「日本語で伝え合う喜び」を育む場所として、多くのご家庭にご支持いただいています。
校長挨拶
Message from the Principal
子どもたちには、思い描く未来を自ら切り開いていく力があります。
その可能性は無限であり、日々の努力や経験の積み重ねによって確かなものになっていきます。一歩ずつ挑戦し、時には失敗しながらも前へ進もうとする姿こそ、人生の大切な土台となるのです。
本校では、そうした子どもたちの成長を支えるために、学習面はもちろん、仲間との関わりや学校行事など、日々の体験を大切にしています。補習校という限られた時間の中でも、一人ひとりに寄り添い、「学ぶ意欲」「人とのつながり」「新しい世界へ踏み出す力」を育むことを目指しています。
子どもたちが国際社会へ羽ばたき、自分らしさを大切にしながら成長していけるよう、これからもスタッフ一同、心を込めてサポートしてまいります。
ハーグ・ロッテルダム日本語補習授業校
主任 鈴木 弘子
学校のあゆみ
Our History
ハーグ・ロッテルダム日本語補習授業校は、約40年の歴史を持つ補習校です。1996年に統合が行われ、現在の形となりました。
2003年からはロッテルダム市北部にある日本人学校の校舎をお借りし、より学習に集中できる充実した教育環境を整えて運営しています。
長年にわたり多くのご家庭に支えられ、日本語教育と文化継承に取り組んできた地域密着の補習校です。
教育の方針
Educational Philosophy
本校では、日本の文部科学省の学習指導要領に基づき、国語と算数(中学部は数学)を中心に学習を進めています。
教育の基本方針は次の3つです。
- 子どもたちが「楽しく学べる」環境づくり
理解度に合わせた丁寧な指導、遊びや活動も取り入れた授業で、学ぶ楽しさと日本語への親しみを育てます。
- みんなで育ちあう学校運営
教師・理事会・保護者が協力し合い、子どもたちを支える仕組みづくりを大切にしています。学校行事の運営や係活動も、三者が連携して行っています。
- 多様な背景への対応
家庭での日本語使用環境が異なる子どもたちも安心して学べるよう、個々の日本語力や理解度に応じて柔軟にサポートを行っています。
教育の特色
Our Educational Approach
教員・スタッフ紹介
Our Team
本校には、日本語教育に意欲と経験を持った教員が揃い、子どもたちの学びを丁寧にサポートしています。
また、卒業生のお兄さん・お姉さんがボランティアとして行事運営や授業補助に参加するなど、世代を超えた温かいコミュニティが築かれていることも本校の大きな特色です。卒業生ボランティアの存在は、在校生にとって身近なロールモデルとなり、学校全体の雰囲気をより安心できるものにしています。
学校所在地とアクセス
Location & Access
| 学校名 | ハーグ・ロッテルダム日本語補習授業校 |
| 英語表記 | Hague–Rotterdam Japanese Supplementary School |
| 所在地 | ロッテルダム市北部 |
| 授業日 | 毎週土曜日 |
| 授業時間 | 10:00〜14:30(年間41日) |
| 教科 | 国語・算数(中学部は数学) |
| 学習基準 | 文部科学省 学習指導要領に準拠 |
| 設立・沿革 | 約40年の歴史/1996年統合/2003年より現校舎を利用 |
| 運営体制 | 理事会(保護者)・教職員・保護者協力による三者運営 |
| 在籍児童数 | 約100名(小学部・中学部) |
| 教員構成 | 日本語教育経験を持つ教員、卒業生ボランティアが運営サポート |
| 行事 | 入学式/運動会/バザー/学習発表会/おもちつき など |
| 対象年齢 | 日本語での学習が可能な学齢児童・生徒 |
| 電話番号 | +31(0)6-41689654(学校開校日のみ対応) |
| メールアドレス | info@jss-haagrotte.nl |
| 入学・見学申込 | https://forms.gle/vfsumPqDotZ8uaL2A |
本校は ロッテルダム市北部 に位置しています。児童・生徒の安全を最優先するため、詳しい住所はホームページでは公開しておりません。
入学説明会・体験入学・見学をご希望の方、または通学ルートの詳細を知りたい方には、お問い合わせいただいた方に個別でご案内しております。
公共交通機関での通学も可能で、アムステルフェーン、ライデン、ユトレヒトなど遠方から通う生徒も多くいます。